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デュアルレーザーで金属にも刻印——出力10Wの卓上レーザー加工機「Wainlux L3」

高速かつ繊細なレーザー刻印とカッティングができる「Wainlux L3」がKickstarterに登場し、人気を集めている。デュアルLDからの光を合成したヘッドは、10Wの出力、80μmのスポット径、98%の効率を提供する。

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Wainlux L3は、卓上レーザー加工機「Wainlux」シリーズの新製品。金属、スレート、ガラスなどに彫刻できるほか、木材や皮革の切断もできる。加工時間も短く、5mm厚の木材も1回で切断可能で、切断面も滑らかだとしている。

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オートフォーカス機能を搭載しているので、万年筆やワインボトルなど曲面にも刻印できる。スマートフォンまたはPCから専用アプリで操作する。「プレビューモード」を使って、事前に加工エリアの確認ができる。AI、PDF、GIF、JPEGなど多くのファイル形式に対応する。

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Wainlux L3の大きさは504×504×216mmで、重さは4.6kgだ。加工エリアは190×210mm、Z軸のストロークは45mm。解像度は最大529dpiで、動作速度は最高100mm/秒としている。CE/IEC/FAD/FCCの認証を受け、保護シールドや衝突防止センサーなど安全機能も備える。

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早割価格は5431香港ドル(約7万6000円)。出荷は2021年8月の予定で、日本への送料は604香港ドル(約8500円)だ。オプションで、スペーサーや回転ローラーも用意している。

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Wainlux L3は、2021年6月25日までクラウドファンディングを実施中。6月21日時点で、8万香港ドル(約113万円)の目標額を大きく上回る約329万香港ドル(約4653万円)を集めている。

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