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街中を飛行する最新ホバーボードの動画を公開

Hunter Kowald/YouTube

「ホバーボード」といえば、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に登場した未来のスケートボードを思い出す人も多いだろう。ロサンゼルスのクリエーターHunter Kowald氏は、プロペラのついたホバーボードを開発し、路上を飛行する様子を公開している。

磁気で浮上するホバーボード、ジェットエンジンを備えたフライボードなど、世界でさまざまな方式のホバーボードが開発されている。Kowald氏が開発したのは、下向きのプロペラを複数備えた大型のドローンのような形状で、人が上に立った状態で浮上して飛行するVTOL(垂直離着陸機)だ。

テストでは、約227kgの重量を持ち上げることに成功。カスタムメイドの炭素繊維をはじめ、工業グレードの部品を利用し、安全テストでは約340kgの負荷にも耐えている。

電気系には冗長性を持たせ、複数あるモーターのうち2つまたはパワーシステムの1つが機能しなくなった場合でも、安全に着陸することができる。緊急の場合は、故障して失った力を補うために、プロペラが超高速で回転できるという。FAA認証のナビゲーションライトも搭載している。

ここに至るまでには、数々の失敗と多大な努力があったようだ。Kowald氏は「物理法則を破るなんてできないとみんなは言っていた」と語り、長年の成果をぜひ見てほしいとしている。

fabcross for エンジニアより転載)

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