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3Dプリンター造形・物販サービス「GCC-3D」が開始、第一弾は人体模型

ミマキエンジニアリンググループのグラフィッククリエーションは2021年6月30日、3Dプリンター造形サービスの物販サイト「GCC-3D」を開始した。

第1弾として、米国MIXED DIMENSIONSの「3Dプリント人体模型」を発売する。人体の美しさと複雑さを捉えた表現が特徴で、人体の表面、筋肉や内部の解剖学的構造を表現している。

同プロジェクトは2019年、Kickstarterでクラウドファンディングを実施。目標金額5000ドル(約55万7000円)に対し、最終的に279人から2万9500ドル(約328万7000円)以上を集めている。

性別や見た目(肌や筋肉、骨格)のオプションも変更可能だ。価格はサイズにより変化し、127mmで4900円、178mmで1万2100円、229mmで1万8200円、305mmで4万8300円だ(価格は全て税込み)。

今回発売する人体模型のような成形品は、製造する際に金型製作の必要があり、大量製造でなければ1個当たりの製作コストが高額となる可能性がある。同サービスでは、3Dプリンターを活用し、1個から注文を受け付けるため、比較的リーズナブルに立体物を製作できる点が強みだ。受注してから生産するシステムのため、CO2削減や廃プラなどの削減につながるため、環境負荷の低減にも貢献するとしている。同社は今後もコンテンツを追加予定だ。

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