新しいものづくりがわかるメディア

RSS


スペースプレーン「Dream Chaser」着陸に関する着陸施設使用契約を締結——2022年にISSへの貨物輸送ミッションを予定

米Sierra Nevada Corporation(SNC)は、2021年5月4日、同社のスペースプレーン(航空機型宇宙船)「Dream Chaser」着陸に関する打ち上げ着陸施設使用契約を、フロリダ州政府の航空宇宙産業振興機関であるSpace Floridaと締結したと発表した。SNCは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の第2期商業補給サービス契約(CRS-2)を獲得しており、2022年にDream Chaserによる国際宇宙ステーション(ISS)への貨物輸送サービスを提供する予定だ。

今回の施設使用契約締結により、SNCは、アメリカ連邦航空局(FAA)がSpace Floridaに対して発行した再突入施設運営事業者ライセンス(Re-entry Site Operator License)の下での最初の商用ユーザーとなる。また、この使用契約では試験時や着陸時に滑走路や支援施設などをSNCが使用することを定めている。この契約締結により、SNCは、2022年に予定しているDream Chaserの最初のミッションに必要となる、FAA再突入ライセンス申請に向けて一歩前進したことになる。

Dream Chaserは、一般的な民間ジェット機に対応している1万フィートの滑走路があり、FAAの認可を受けた着陸地点であればどこにでも着陸可能だ。低Gで再突入し滑走路に着陸するので、デリケートな貨物を保護し、着陸後に貨物をすぐに下ろすことができる。SNCは、滑走路への着陸は人間と科学の両方にとって最適なソリューションだとしている。

SNC CEOのFatih Ozmen氏は、「10年前にNASAのスペースシャトル計画が終了して以来、初めて商用輸送船が国際宇宙ステーションから帰還して滑走路に着陸することは、歴史的な成果となるでしょう」と述べた。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 8mmフィルムカメラをRaspberry Piで復活——デジタルカートリッジ「Super 8 Camera Digital Conversion」
  2. 目を閉じても見える——網膜にARを投影するスマートコンタクトレンズを開発
  3. リニア式電源、ラズパイ対応の高音質ミュージックサーバー「MS-100」を発売
  4. タイピングした文字を手書きしてくれるロボット「PlottyBot」——Raspberry Piで製作
  5. ラズパイとの違いは? 初心者向けArduinoの使い方とオススメキット
  6. Raspberry PiによるPCデータレコーダーのエミュレータ「Raspberry Pi用ピーガーMODEM 【初回版】」発売
  7. ガラスやアクリルのような透明感を表現——3Dプリンター用クリアインク「MH-110PCL」
  8. フィルムカメラをデジタル化——Raspberry Piを使った「Digital Film Cartridge for Analog Cameras」
  9. 第1回 ラズパイってなんですか
  10. ラズパイで放射線量を記録——ソーラーパネル搭載のガイガーカウンターDIYキット「RadSense」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る