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エス.ラボ、 超大型ペレット式3Dプリンター「茶室」で高さ2.8mの造形に成功

エス.ラボは、造形サイズ3×3×3mの超大型ペレット式3Dプリンター 、開発名「茶室」を完成させ、慶應義塾大学SFC研究所ソーシャル・ファブリケーション・ラボ、デジタルファブリケーションスタジオ積彩との共同製作によって、2.8×1.2×1.1mの大型プラスチック製ベンチの造形に成功した。

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今回の共同製作において、SFC研究所は材料検証と造形試作を、積彩はベンチの3Dモデル設計と配色設計を担当した。縦向きに印刷されたベンチは造形後に向きを変えて利用され、大人4人程度が問題なく座れる強度を持つ。3Dプリント時に意図的に配色をコントロールする事で、まだらな色模様を作り出している。

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茶室によって24時間で造形されたベンチは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内に仮設置され、試験的な利用も行われた。

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プラスチック樹脂を用いた材料押出方式の3Dプリンターにおいて、最大造形サイズが2立方メートルを超える機種は世界でも数少なく、今回の装置開発、造形は世界最大級の事例となる。

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