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イタリアの新型EVハイパーカー「fulminea」——出力2000馬力オーバー

イタリアのEVハイパーカー専門メーカーAutomobili Estremaは、新しいバッテリー技術を使ったEVハイパーカーを発表した。

イタリア語で稲妻を意味する「fulminea」と名付けられたEVハイパーカーは、4基のモーターを搭載し、最高出力1.5メガワット(2040馬力)、時速320kmまでわずか10秒未満で到達する四輪駆動EVだ。容量100 kWhの電池パックを搭載し、航続距離はWLTP基準で520kmだ。

fulmineaの性能を支えるのが、固体リチウムイオン電池と、ウルトラキャパシタ(電気二重層コンデンサ)を組み合わせたハイブリッドバッテリーシステムだ。それぞれの電池セルは炭素複合材料のケースに納められ、ウルトラキャパシタは前車軸上に、固体リチウムイオン電池パックはキャビンと後車軸の間に配置されている。固体リチウムイオン電池パックは、ベルギーのAvesta Battery Energy Engineering(ABEE)が提供する固体リチウムイオン電池セルを、トルコのIMECAR Elektronikの「Cell-to-Pack」テクノロジーで高性能ハイブリッド電池パックに仕上げたものだ。これまでにない450Wh/kg(1200Wh/l)の高いエネルギー密度を達成している。電池の重量は300 kg未満、fulmineaの車両重量は1500kgと見積もられている。

fulmineaの初期生産は61台限定、最初の顧客への納入は2023年後半が予定されている。fulmineaは、固体電池とウルトラキャパシタを搭載した最初のロードゴーイングカーになるという。

fabcross for エンジニアより転載)

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