新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Facebook、ユーザーの意思を読むリストバンドを次世代プラットフォームの入力に

Tech@Facebook

米FacebookのAR/VR技術研究開発部門であるFacebook Reality Labs(FRL)は、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)の未来に関して3部構成でブログ記事を投稿。2021年3月18日に投稿の第2部では、コンテキストを理解するAIと組み合わせたリストバンド型入力デバイスについて説明している。

FRLはARメガネの理想的な入力デバイスのタイプについて思案。快適に1日中装着でき、装着時もあまり目立たず、しかも手の動きの情報が取り込みやすいという理由でリストバンド型にたどり着いたという。システムとよりシンプルにやり取りできる「超低摩擦入力」を目指しており、この際に重要になる技術の1つが筋電図(EMG)となる。

この技術によりセンサーが検出した動きに関する電気的な神経シグナルを、コマンド変換してデバイスに伝える。手首を通る神経シグナルは非常にはっきりとしているため、わずかな指の動きも理解できることから、さまざまな制御で利用可能だという。最初のステップでは、ボタンをタップするような「クリック」と呼ばれるシンプルな制御を提供。最終的にはARオブジェクトを移動させるといった、より情報量の多い制御が可能になる。

また、コンテキストを理解するAIが、環境と過去のアクションに基づいて選択肢を提案することで、ユーザーは指を少し動かすだけで選択や変更ができる。
さらに触覚フィードバック技術も開発中で、例えば弓の弦を引き戻す感覚を提供することで、ユーザーはアクションを正しく実行できているかどうかが確認できる。

FRLは技術開発と並行して、HCIの未来について、オープンかつ透明性ある議論をしていく。脳神経倫理といった重要なテーマについても取り扱い、潜在的なリスクの特定と対処に役立てる意向だ。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 昔のマルスをイメージして、パタパタめくってピンを挿す「路線検索ガジェット」を作った
  2. 西和彦氏がM5Stack上で動作するMSX2のオリジナル公式エミュレーター「MSX 0 stack」を発表
  3. Raspberry Piと公式カメラを1つに——Raspberry Pi 2/3/4B対応ケース「PiShell 2」
  4. Creality製の光造形3Dプリンター「HALOT-ONE PLUS」、サンステラが発売
  5. 透かし彫刻磁器という古くからある芸術形式を3Dプリントし、目の見えない人も見える人も共有可能なデータ形式を作製
  6. 1.54インチ正方形LCD基板「Squary」——「RP2040」または「ESP-12E」を搭載
  7. LEGO、教育用プログラミングロボットシリーズ「マインドストーム」を2022年年内で販売終了
  8. 1970年代に開発された戦車シミュレーターをRaspberry Piでレストア
  9. 工学社が書籍「『Raspberry Pi』から広がる電子工作の世界」を発売
  10. 柔軟な構造の分散型波力発電装置が特許を取得——風に揺れる建物や自動車が走行する道路などからも発電できる可能性

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る