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ロボットを自律走行化する——360°センシング可能なLiDARセンサー「LD-AIR LiDAR」

ToF方式のLiDARセンサー「LD-AIR LiDAR」がKickstarterに登場し、わずか30分で目標額の調達に成功している。

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LD-AIR LiDARは、高精度な360°のセンシング能力を備えた小型軽量のLiDARセンサー。掃除用ロボットやロボットカー、ドローンに搭載し、正確な自律走行を可能にする。

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スキャン範囲は半径0.02~12mで、周囲およそ240㎡の空間をカバーする。スキャニング周波数は4500Hz、1秒あたり取得可能なデータポイントは4500で、スキャンデータの解像度は最大4.5K。光源は、効率性と安全性が高い低出力の赤外線レーザーライトを採用している。

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内蔵するブラシレスモーターは機械的な摩擦が少なく、スムーズで静かな動作が特徴で、1万時間以上の長寿命化や、メンテナンス性の向上にも貢献する。さらに防水、防塵、30Kルクスの耐外光性能を備え、過酷な環境でも利用できる。

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Raspberry PiやArduino向けの開発環境、JavascriptやC++のプログラミング、その他のROS(Robot Operating System)をサポートする。本体サイズ38.59×38.59×34.8mm重さ47gと小型軽量のため、さまざまなロボットに搭載できる。高精度なマッピングや周囲の状況把握、障害物回避、自律走行などに活用できる。

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LD-AIR LiDARは、今なら50%オフの数量限定早割価格129ドル(約1万4000円)で入手できる。2021年8月の出荷を予定しており、日本への送料は30ドル(約3300円)だ。2021年7月29日までクラウドファンディングを実施しており、7月19日時点で1000ドル(約11万円)の目標額を大きく上回る約4万ドル(約442万円)を集めている。

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