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マシンビジョンの組み込みに——オープンソースのAIカメラ「JeVois-Pro」

オープンソースのAIカメラ「JeVois-Pro」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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JeVois-Proは、ディープラーニングによる画像認識機能を搭載したプログラマブルなオープンソーススマートカメラ。高度なAI画像処理能力を備えたスタンドアローン端末として、またはカスタムロボットやドローン、ホームオートメーションシステムなどへ組み込むマシンビジョンシステムとして利用できる。

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AI画像処理を担うのが、6コア2GHzのCPU「Amlogic A311D」、クアッドコアGPU「MALI G52」、5TOPSのNPU、4TOPSの「Edge TPU」で、他にも4GB RAM「LPDDR4-3200」、12mmレンズ解像度1920×1080@最大120fpsのカメラ「Sony IMX290」、IMUモジュール「ICM-20948」などを搭載する。インタフェースには、ビデオ+サウンド出力用HDMI 2.1、MicroSDカード用スロット、USB 2.0(Type A)ポート×2、miniUSB OTGポート、4ピンUART(シリアル)ポート、8ピンGPIOなどを備え、入力電圧は6~24VDCに対応する。

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JeVoisのOSは「Ubuntu 20.04 LTS(64ビットARMアーキテクチャ)」で、マシンビジョンフレームワークはオープンソース(MALI GPUのドライバーなど一部を除く)で、C++やPythonなどのプログラミング環境を利用できる。すぐにAI画像処理を実行できるように30以上のマシンビジョンモジュールをプリインストールしており、さらに「OpenGL ES 3.2」、「Vulkan 1.0」、「OpenCL 2.0」、「Coral Edge-TPU」ライブラリーもサポートする。Linuxカーネル、U-Bootブートローダー、JeVoisフレームワーク、JeVoisマシンビジョンアルゴリズムはGitHubで公開しており、ハードウェアの設計図もすべてキャンペーン終了後に公開する予定だ。

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JeVois-Proは、今なら120ドル(約1万3000円)オフの早割価格379ドル(約4万2000円)で入手できる。Coral Edge TPUボード、64GB microSDカード、Minco-HDMI/HDMI変換アダプター、12V電源ケーブル、15cmケーブル(UART、GPIO、AUX電源用)が付属する。2021年9月の出荷を予定しており、日本への送料は39ドル(約4300円)だ。

JeVois-Proは、2021年7月31日までクラウドファンディングを実施中。7月20日時点で、6万ドル(約660万円)の目標額に対して約1万4000ドル(約155万円)を集めている。

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