新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ドイツで初の3Dプリント製住居が完成間近

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州北東部ベックム市で建設が進められていた、ドイツ初の3Dプリント住宅が完成間近と伝えられている。

2階建ての戸建て住宅で総床面積は160平方メートル。断熱材入りの3層構造の壁を持ち、水道や電気の配管を後で施設できるように、予め考慮に入れた設計がなされている。

建築には、デンマークのCOBOD製建築用3Dプリンター「BOD2」が使われている。BOD2は、積層ピッチ40mm、積層幅300mm、造形速度1m/秒の3Dプリンターで、ドイツのセメント会社HeidelbergCementがこのプリンター用に開発したコンクリート「i.tech 3D」を毎時3.6m3で流し込みながら造形する。

BOD2はプリント領域内で他の作業が行われている間もプリントが行えるように動作し、構造体のプリントと並行して水道や電気の接続などの作業を完了させることができる。

2020年9月にスタートし、100時間に及ぶ3Dプリントと10カ月の工事期間の後、3Dプリント住宅は完成に近づき、8月から中に入れるようになると伝えられている。当初計画では、完成後1年半は一般公開され、その後、実際の入居が可能になるとされている。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 電源不要! ソーラーIoTデバイスを3万円台で作ってみた
  2. 独自のアルゴリズムで不可能を可能に——3Dプリントでエアロスパイクロケットの実用化を目指す
  3. 3Dプリンター製液体ロケットエンジン「E-2」が試験燃焼でフル推力を達成
  4. ペットボトルを1週間で分解——プラごみの環境問題を解決するプラスチック分解酵素を発見
  5. 趣味から仕事まで使える!Raspberry Pi(ラズパイ)の使い方とオススメキット
  6. ELEGOO、10インチ8KモノクロLCD搭載3Dプリンター「Saturn 2 8K」の先行予約を開始
  7. 無電源で現場を監視——広角レンズ搭載のIoT自動撮影カメラ「ハイクカム LS4G」
  8. 電気を使わずビニールテープ製フライホイールで動く8脚ロボット、発進!
  9. APPLE TREE、高さ600mmまで造形可能な大型FFF方式3Dプリンター「Guider 3 Plus」を公開
  10. 好奇心とエラーが生んだ極彩色の3Dプリント——「積彩」が求める未知の驚き

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る