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丸紅情報システムズ、「デザインファクトリー」のデモ環境を東京に整備

丸紅情報システムズが、設計から試作、生産までを一気通貫で実現する「デザインファクトリー」のデモ環境を東京に整備した。

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デザインファクトリーは、製造業向け高精度3Dプリンターとデジタルモールドによる部品成形、および簡易アルミ型による射出成形を組み合わせて、設計者やデザイナーが、設計から試作、生産までを短期間に繰り返し実現できる仕組みだ。

製造手段として射出成形を取り入れたことで、熱可塑性樹脂が使用できるようになり、3Dプリンターでは無理だった最終製品と同素材での製品検証ができるのが特徴だ。

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デザインデータさえあれば、不測の事態によってサプライチェーンが破綻しても、製品と同素材を使用して部品供給ができる。また、オペレーター単独で操作可能なので、従業員同士の接触を避けて作業でき、感染防止対策にも有効だ。

これまではデジタルモールド技術の特許をもつ、長野県のスワニーの拠点でデモを実施する必要があったが、今回東京都墨田区の同社東京モデリングセンターにデモ環境を整備。6トン仕様のコンパクト射出成形機を設置してデザインファクトリーのデモを行う。

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