FAP、micro:bitを使ったドローンプログラミング学習教材の共同開発を開始
2021/09/06 11:30
FAPは、IoT学習機材「Kagabit_IoT」を活用してDJI製の小型ドローン「Tello」を操作するプログラミング学習教材の開発を2021年9月1日に開始した。
Kagabit_IoTは、テクノアルタエンジンが開発したWi-Fi通信を可能とする基板で、マイコンボードmicro:bitを挿入することでWi-Fi通信を実装できる。
プログラミング言語(MakeCode)でドローンの操作をプログラミングしてmicro:bitに書き込み、Kagabit_IoTを経由してWi-Fi通信でコマンドを送信することで、Telloをプログラミング通りに動作させられる。
MakeCodeはブロック型のビジュアルプログラミング環境で、PCの画面上にあるブロックやアイコンなどのオブジェクトを操作して、初心者でも感覚的にプログラミングができる。
開発に先行し、金沢市/氷見市で実施されたイベントでワークショップを実施した。Kagabit_IoTの試作機を使用してmicro:bitのプログラミングやドローンの操作を行い、延べ200人以上の小学生が体験した。
今後はFAPが企画/運営/協力するプログラミングワークショップなどで、参加した子どもたちのフィードバックを得てブラッシュアップを図り、テクノアルタエンジンと共同で、マニュアルとKagabit_IoTをセットにした教材を製品化し、小/中学校の授業やクラブ活動などでの使用を目指す。