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遺伝子操作で通常より多くの炭素を取り込む「スーパーツリー」を作り出す

地球温暖化対策の一つとして、大気中の二酸化炭素を回収あるいは量を減らす研究が行われている。二酸化炭素を回収する最も安価な方法は樹木を育てることだ。しかし、地球上の樹木は増えるどころか、火事、農業、収穫、そして害虫のために毎年1000万ヘクタール(10万平方キロメートル)の森林が失われているという。

新しく植林するだけではもはや十分ではなく、カリフォルニアのスタートアップ「Living Carbon」は、遺伝子工学を使い、より早く成長し、より多くの二酸化炭素を取り込む「スーパーツリー」を生み出そうとしている。具体的には、樹木が光合成の有害な副産物(活性酸素)の生成を抑制する方法を改善し、より多くのエネルギーを成長のために保持させることを目指している。光合成が強化され、より多くの二酸化炭素を取り込むスーパーツリーは炭素を大量に消費し、通常よりも30~54%速く成長するという。

世界資源研究所(WRI)のレポートによれば、世界の森林は年間76億トンの二酸化炭素を吸収している。Living Carbonの共同創設者でCTOのPatrick Mellor氏は、「管理された森林に強化された光合成が大規模に展開されれば、現在の量を超える数十億トンの(二酸化炭素の)削減ができる可能性がある」と述べている。

fabcross for エンジニアより転載)

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