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90×90mmサイズに充実した入出力——Raspberry Pi CM4用キャリアボード「TOFU」

Raspberry Pi財団は2021年8月10日、公式ブログでRaspberry Pi Compute Module 4用キャリアボード「TOFU」について紹介した。Gareth Halfacree氏によるTOFUのレビューは、Custom PC magazineの最新版に掲載されている。

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開発元のOratekの最高責任者Aurélien Essig氏は、Raspberry Pi財団が開発したキャリアボード「CM4IO」に触発されて、TOFUを開発したという。「産業アプリケーション向けを想定しているが、充実した入出力インターフェースを提供するコンパクトで完全なソリューションを求めるホビイストにも受け入れるだろう」と同氏。TOFUのネーミングは豆腐からきており、「日常使い」の意味が込められているようだ。

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ブラック仕上げのボードのサイズは90×90mmで、2つの高密度コネクターでRaspberry Pi CM4を接続する。また、取り付けボルトを別に用意する必要はあるが、ピン互換のある市販ボードも搭載できる。

ボードの右側にはPoE対応ギガビットイーサネットポート(別途PoE HATが必要)、USB2 Type-Aポート×2、電源入力(2.1バレル/3.5mmターミナルブロック)、ボトムにはカメラシリアルインタフェース(CSI)/ディスプレイシリアルインタフェース」(DSI)用22ピンコネクター、フルサイズHDMIポート、USB2ポート、左側にはMicroSDスロット、microSIMスロット、USB Type-Cポートを搭載する。入力電圧は7.5~28Vで、回路保護機能も備える。

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ボードを裏返すとmicroSIMスロットの目的が明らかになる。Raspberry Pi CM4のPCI-EレーンをM.2 B-Keyスロットに引き込むことで、3G/4Gモデムなどのハードウェアの接続が可能になる。また、オプションのアダプターボード「M.2 Key M Adapter」を使えば、NVMeデバイスなどとの接続が可能なM-Keyへの変換にも対応する。

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TOFUの本体価格は99スイスフラン(約1万1900円)で、オプションのM.2 Key M Adapterを19スイスフラン(約2270円)、専用ケース「Switchblade Enclosure」を8スイスフラン(約960円)で提供する。Oratekのサイトから注文でき、別途送料が必要。なお、Switchblade Enclosureには通気口があるが、ヒートシンクかファンの取り付けを推奨している。

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