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Bfull、試作および量産受託サービス「Bfullエンジニアリングサービス」を開始

造形物の例

Bfullが、同社のホビーやフィギュア製造技術を生かした試作および量産受託サービス「Bfullエンジニアリングサービス」を開始し、製造業向けに展開する。

同社は、自社の3Dプリンターを用いて、1個の試作から小ロット生産まで対応する。また小型部品から大型部品まで製作できる。対応可能な部品サイズは最大で800×800×500mmまでで、SLA光造形でABSライク樹脂を用いて出力するものとなる。ポリジェット機によるフルカラー出力も可能で、こちらは最大で490×390×200mmの造形が可能だ。

費用目安は、ABSライク樹脂による造形で、1g当たり30~100円。費用は樹脂の種類や出力形状、作業工程や2次加工の工数によって変動するとしている。納品目安は発注後3~10日。

サービス開始に伴い、品質の確認のための試作品の無料生産(1種類1個)を現在実施している。無料出力の目安サイズは、100mm角まで。

Bfullは、大型造形に対応する3Dプリンターを12台以上所有するという。これまで3Dプリンターによる40万体以上のホビーやフィギュア製造実績を持つ。今回、その製造で培った出力技術や2次加工技術、および3Dプリンター生産体制によって、サンプル生産のコストを抑え、なおかつ迅速な生産を実現するという。

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