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工芸品からチョコレートまでさまざまな物の形取りが可能——加圧式卓上型成形機「Multiplier」

物品の形状を写し取る成形機の製造販売を行う英Maykuは、新たに卓上型の加圧式成形機「Multiplier」を発表した。

Maykuの成形機は、工芸作品、試作品、チョコレートなどの形状をポリエチレンテフタレート(PETG)などのシートに写し取る装置。出来上がった型に溶けた材料を流し込んで、物品の複製や小規模な量産をすることができる。

Maykuの従来製品「FormBox」は吸引式の成形機で、加熱したシートを形取りする物品にかぶせ、掃除機などをつないで空気を吸い出すことによってシートを対象物に密着させていた。これに対し、Multiplierではシートの加熱後に4気圧の圧力をかけて形取りを行う。どんな形状の物でも数分で形取りが可能だという。

Mayku Multiplier
Mayku Multiplier

形取りできる大きさは200×200×130mmから400×400×160mmに拡大し、形状の分解能(解像度)は10μmから0.4μmへと大幅に向上している。Maykuは、髪の毛より細いディテールも写し取れるとしている。

Multiplierの大きさ(梱包時)は710×685×625mmで、重量(梱包時)は70kg。形取りの材料はPETG、Flexシートなどで、厚さ0.5mm~8mmまで対応している。

Multiplierの希望小売価格は3499ポンド(約53万円)。2021年10月5日から割引価格で予約注文を受け付ける。先着100台は特別早期割引価格1449ポンド(約22万円)、その後の先着300台は早期割引価格1749ポンド(約26万円)、残りの400台は割引価格1999ポンド(約30万円)だ。出荷は2022年2月の予定となっている。

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