新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ATCやバキュームも搭載——4軸対応デスクトップCNC加工機「Carvera」

自動でツールを交換できるATCを搭載したデスクトップサイズCNC加工機「Carvera」がKickstarterに登場し、1億円を上回る支援を集めている。

photo

Carveraは、ビットの自動交換や集塵システムを搭載し、カバー付きの筐体の中で開始から終了までクリーンな加工ができるデスクトップCNC加工機だ。

photo

全ての軸に高精度のリニアレールとボールねじを使っているので、振動を抑制し、高精度かつ静かに動く。また、オプションで4軸を追加し、円筒形のアイテムを連続加工することもできる。X/Y/Z軸はサーボモーター、回転軸はステッピングモーターで駆動する。スピンドルのランアウトは0.01mm以下、独自の閉ループシステムを採用し、加工精度は0.05mmとしている。

photo

オプションでPCB(プリント基板)作製キットも購入可能だ。ユーザーはパターンファイルを読み込ませるだけで、自動ツール交換と自動レベリングによって、わずか数分でPCBを作製できる。

photo

制御ソフトは、Windows、Mac、iOS、Android、Linuxに対応し、Wi-Fiを使った遠隔操作も可能だ。Fusion 360やSolidWorksなどCAD/CAMソフトウェアと互換性がある。

photo

加工できる素材は、木材、プラスチック、炭素繊維、アルミニウムなどの非鉄金属で、繊細なアート作品から、ロボットやドローン向けの丈夫で高精度の部品まで作れる。2.5Wダイオードレーザーは皮革や布地に対応する。

photo

本体サイズは58×52×54cmで、カバーを開けたときの高さは84cmで、重さは50kg。加工エリアは最大36×24×14cmで、集塵ボックスの容量は0.8Lだ。

photo

早割価格は、本体とツールキット、アクセサリーキット、素材セットが付いて3099ドル(約35万3000円)。4軸キットまたはPCB対応キット(発注時に選択)は3250ドル(約37万円)。出荷は2022年8月の予定で、日本への送料は別途請求される。

Carveraは、2021年10月26日までクラウドファンディングを実施中。10月19日時点で、10万ドル(約1140万円)の目標額を上回る約146万ドル(約1億6726万円)を集めている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 昔のマルスをイメージして、パタパタめくってピンを挿す「路線検索ガジェット」を作った
  2. 西和彦氏がM5Stack上で動作するMSX2のオリジナル公式エミュレーター「MSX 0 stack」を発表
  3. Raspberry Piと公式カメラを1つに——Raspberry Pi 2/3/4B対応ケース「PiShell 2」
  4. Creality製の光造形3Dプリンター「HALOT-ONE PLUS」、サンステラが発売
  5. 透かし彫刻磁器という古くからある芸術形式を3Dプリントし、目の見えない人も見える人も共有可能なデータ形式を作製
  6. 1.54インチ正方形LCD基板「Squary」——「RP2040」または「ESP-12E」を搭載
  7. LEGO、教育用プログラミングロボットシリーズ「マインドストーム」を2022年年内で販売終了
  8. 1970年代に開発された戦車シミュレーターをRaspberry Piでレストア
  9. 工学社が書籍「『Raspberry Pi』から広がる電子工作の世界」を発売
  10. 柔軟な構造の分散型波力発電装置が特許を取得——風に揺れる建物や自動車が走行する道路などからも発電できる可能性

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る