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ユカイ工学、コミュニケーションロボ「BOCCO emo」の技術を利用できるAPIを提供

ユカイ工学が、コミュニケーションロボット「BOCCO emo」の技術や機能を他サービスなどと連携できるAPI「BOCCO emo APIs」の提供を開始した。

BOCCO emoは、同社が2015年に発売した「BOCCO」をベースとした、パーソナライズ機能を備えたファミリーロボット。音声によるメッセージの送受信やリマインド、センサー連携などの機能を有し、Wi-FiやLTE通信に対応する。

今回提供開始したBOCCO emo APIsでは、BOCCO emoの機能などを、他のサービスやデバイスと連携して活用できるようにしている。これにより発話や音声認識などの「声」を使ったさまざまな新サービスを容易に開発できる。

提供形態は2種類。「BOCCO emo APIs Platform API」は、BOCCO emoを外部サービスと連携させるためのAPIだ。BOCCO emoの機能に加えて、音声コンテンツの配信にも対応する。定期的な声掛けサービスやリマインド、外出や帰宅の検知記録、ニュースや天気予報などの通知など、さまざまな用途に応用できる。

「BOCCO emo APIs Custom Kit」は、標準機能にとらわれずに柔軟にカスタマイズできるLocal APIおよび開発キット製品。精算機に音声ガイダンスを付ける、博物館などでのイベントや展示品の説明、チャットツールと連携した無人受付サービスなど、発想とカスタマイズ内容次第で柔軟なサービスを実現ができるとしている。

料金はPlatform API(Basic)が月額3万3000円から、Custom Kitが月額5万5000円から(いずれも税込)。

BOCCO emo APIsの活用イメージ BOCCO emo APIsの活用イメージ

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