最新版では、低解像度と高解像度の異なるレベルを組み合わせてスキャンすることが可能だ。複雑な形状の箇所には3Dスキャナーを近づけて細部を高解像度でスキャンし、一方、単純な形状の箇所は距離を離して広視野角でスキャンすることで、効率的にスキャン作業を進めることが可能だ。

また測定しながらリアルタイムで、キャプチャーデータの質ごとで色分け表示できる。

また、幾何学的特徴が顕著でない形状をスキャンする場合でも、マーカーポイントを使った「混合アライメントモード」によって高精度でスキャンできるとしている。白と黒以外のさまざまな色にも適応する。さらに、これまで難しいとされた毛髪のスキャンにも対応した。

その他にも、プロジェクトインターフェース、ポイントクラウド、メッシュファイル、およびカラーマッピング間のマルチシーン切り替えに対応。目に見えない「赤外線VCSEL構造化ライト」を採用するなど、安全性も向上した。