8K解像度の光造形方式3Dプリンター「Sonic Mini 8K」
2021/10/25 07:30
3DプリンターメーカーPhrozen Technologyは、8K解像度の光造形方式3Dプリンター「Sonic Mini 8K」を発表した。
Sonic Mini 8Kは、7500×3240ピクセルの7.1インチLCDを搭載し、解像度22μmの高精細プリントが可能だ。8K LCDに加え、デュアルリニアレールや、新しく開発されたレーザーカット加工のビルドプラットフォームを装備している。造形モデルがプラットフォームにしっかりと固定されて引き上げも安定することで、高精細造形を可能にしている。
Sonic Mini 8Kの大きさは290×290×420mm、本体重量は15kgだ。電源電圧は100~240V。造形サイズは165×72×180mm、XY解像度は22μm(1152ppi)、積層ピッチは10~300μmとなっている。造形速度は最高80mm/時だ。
スライサーは「CHITUBOX」(バージョン1.9.1以降)が使える。3Dプリントデータは、本体前面の3.5インチタッチパネルで操作してUSBポートからロードする。
また、同社はSonic Mini 8Kと併せて8K解像度での造形に適したレジン「Aqua-Gray 8K」も発表している。
Sonic Mini 8Kは同社公式サイトでの予約が可能で、Aqua-Gray 8K付きの200セット限定早期割引価格は349.99ドル(約4万円)。出荷は2021年11月中旬の予定で、日本への送料は100ドル(約1万1000円)と見積もられている。