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高精度GPS/GNSSモジュールを搭載、スイッチサイエンス「ZED-F9P搭載GPS-RTKピッチ変換基板」発売

スイッチサイエンスは、「ZED-F9P搭載GPS-RTKピッチ変換基板」を2021年10月22日に発売した。

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本製品は、u-bloxの高精度GPS/GNSSモジュール「ZED-F9P」を搭載するピッチ変換基板だ。

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10mmの3次元精度が可能なRTK(Real Time Kinematics)モードを備え、モジュールが基地局となりRTCM 3.x補正データを生成できる。また、環境設定と衛星データを最大2週間まで持続できる充電式バックアップバッテリーを搭載している。

Qwiicシステムでの読み取りと制御を簡単にするためのArduinoライブラリが用意されている。Qwiicシステムを使用する場合は、はんだ付け不要で接続できるが、ブレッドボード用の2.54mmピッチ端子も装備する。

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GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouの同時受信可能で、L1C/AとL2Cの両方の帯域を受信できるが、ZED-F9Pの性能を100%発揮するためには、「ANN-MB-00 2周波対応GPSアンテナ」などの2周波対応アンテナを使用する必要がある。アンテナコネクタはU.FLだ。

最大ナビゲーションレートは、PVT(UBXバイナリプロトコル上の基本位置)-25Hz、RTK-20Hz、Raw-25Hz。水平位置精度はRTKなしで2.5m、RTKで0.010m。最大速度は500m/s(1118mph)、最大高度は50km。製品サイズは43.5×43.2mm、重量6.8gだ。販売価格は、3万1680円(税込)となる。

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