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SCANTECHの3Dスキャナー「KSCAN-MAGIC」販売開始──スキャンエリアが1440×860mmまで拡大

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新製品 3Dスキャナ

APPLE TREEは2021年11月1日、SCANTECH製の3Dスキャナー「KSCAN-MAGIC」の販売を開始した。

同製品は「KSCAN」シリーズの最新機種に当たる。ブルー(平行/シングル/クロス)レーザー、平行赤外線レーザーに加え、グリーンレーザー(写真測量用)の計5種類のスキャンモードを搭載しており、さまざまな用途に対応した。

11本の平行赤外線レーザースキャン技術により、スキャンエリアは1440mm×860mmに拡大し、自動車や構造物など大きな対象物まで高速スキャンが可能となった。スキャンスピードについても135万点/秒と高速化が図られているほか、セットアップからスキャンまでのワークフローを高速化したことで作業効率がアップ。最大解像度は10μm、精度は最大20μmで、ディテールの細かい造形物にも対応している。

従来は光沢のある対象物や黒いものをスキャンする場合、粉末スプレーを塗布してから計測する必要があったが、同製品は粉末スプレーなしで計測できるため作業工数を削減できる。

APPLE TREEは新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除されたことを受け、2021年11月1日より大阪ショールーム見学を再開した。ショールームではハンディ型3Dスキャナーやハンドル型3Dスキャナーなど実機を触って確認できる。KSCAN-MAGICも展示予定だ。

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