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Autodesk、3Dプリント総合支援ソフトウェアの最新版「Netfabb 2022」をリリース

Autodeskは、3Dプリント総合支援ソフトウェアの最新版「Netfabb 2022」をリリースした。

Netfabbは、CADモデルを取り込み分析して、3Dプリント用に自動修復するほか、3Dプリンター向けのスライシングとツールパスのカスタマイズ、造形時間短縮のための位置決め、サポート材の削減、ネストの効率化など、3Dプリントの準備作業を包括的に支援するソフトウェア。Netfabbは、200を超える3Dプリンターに対応している。

Netfabb 2022では「3D Mectronic」、「3d4mec」、「Aconity」などの3Dプリンターに新たに対応するとともに、既存の「Stratasys Origin One」、「EOS」および「Mimaki」3Dプリンターのインテグレーション向上が施されている。Origin Oneでは、ワークスペースから「origin.io」3Dプリントポータルへ接続できるようになったことでプリントジョブのセットアップが容易になり、EOSやMimakiでは3Dプリンターメーカーが提供するSDKを使用することでプリンター固有の詳細設定をNetfabbから直接設定できるようになった。

Netfabb 2022では、対応3Dプリンターの他に、スライシングモジュール、サポート構築モジュールなどが改善され、全般的にユーサビリティーの向上が図られている。

Netfabbは、「Fusion 360」、「Fusion 360 Team」を含む「Fusion 360 with Netfabb Premium」としてサブスクリプション方式のみで提供される。日本での1年契約のサブスクリプション価格は77万8800円、3年契約なら210万3200円で使用できる。

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