スイッチサイエンス、Raspberry Pi Pico関連の製品5種を発売
2021/11/18 12:20
スイッチサイエンスが「Raspberry Pi Pico用 Contaベースボード」などRaspberry Pi Pico関連製品5種を発売する。
2021年11月17日に発売されたのが、Raspberry Pi Pico用 Contaベースボードと「Raspberry Pi Pico(ピンヘッダ実装済)」の2種類だ。
Raspberry Pi Pico用 Contaベースボードは、センサーなどを搭載したConta規格の小型モジュールをRaspberry Pi Picoに接続するためのベースボードだ。最大4つのモジュールを同時接続できる。Wi-Fiモジュール「ESP-WROOM-02」をベースボード上に搭載しているため無線LAN機能を追加できる。Contaモジュールとの接続はI2C、SPI、アナログ入力/デジタル入出力(汎用IO)に対応し、複数インターフェースの共存も可能だ。価格は4400円(税込)となる。
Raspberry Pi Pico(ピンヘッダ実装済)は、Raspberry Pi Picoにピンヘッダを実装したものだ。ブレッドボードとの抜き差しがしやすいように、2×20の細めのピンを実装する。価格は990円(税込)だ。
続いて紹介する3製品は、近日中の発売予定だ。「Raspberry Pi Pico用小型グラフィック液晶ボード」は、画面サイズ28.1×9.1mm、解像度128×48ピクセルの低消費電力タイプのモノクログラフィック液晶基板だ。小型グラフィック液晶「AQM1248」や、4方向ジョイスティック、LEDなどを搭載。基板サイズは76.2×33.02mmとなる。価格は3960円(税込)だ。
「Raspberry Pi Pico用DVIアダプタ基板」は、Raspberry Pi PicoのGPIOをHDMIのような形状のコネクターに出力できる変換基板だ。Raspberry Pi Picoを直接はんだ付けしたり、ピンソケットとピンヘッダによって接続して使用する。価格は990円(税込)となる。
最後の「Raspberry Pi Pico用電池駆動基板」は、Raspberry Pi Picoの幅に収まるように外寸を設計した単4電池電源基板だ。ローム製DC/DCコンバーター「BU33UV7NUX」で3.3Vに昇圧しているため、ニッケル水素充電池にも対応する。基板サイズは76.2×20.32mm。価格は1980円(税込)となる。