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技術評論社が「目で見て体験! Kubernetesのしくみ」を刊行

技術評論社は「目で見て体験! Kubernetesのしくみ」を2021年9月27日に刊行した。

本書では、Raspberry Pi上の「状況に応じてLEDが光る」Webサーバクラスタを構築し、障害を起こしたPodの再起動の様子などを実際に目視しながらKubernetesの仕組みを学習できる。

Kubernetesはコンテナを用いて分数環境でアプリケーションを稼働させる仕組みで、一般的には複数台のマシンを用意してそこでコンテナを稼働し、さらにその中でアプリケーションを稼働させられる。

全8章構成。第1章「Kubernetesの基礎」では障害からの自動復旧やオートスケールの機能など、Kubernetesで行えることや構成要素/全体像、各制御コマンドについて紹介する。また、第2章「クラスタの準備とコンテナどうしの連携」ではKubernetesのコンテナレジストリの設定に加え「目に見えるWebサーバ」の実行について解説する。

障害発生時の対応や環境調査等にも触れている。第3章「さまざまな障害への対応」では、インフラ障害を検知しPod数を維持する方法やバックエンドの障害を検知してリクエストを振り分け、障害を起こしたアプリケーションを検知し自動で再起動する方法などについて解説。第6章「負荷に応じたオートスケール」では、メトリクスに応じたPod数およびノード数の自動調整について取り扱う。第8章「Kubernetes環境の調査とデバッグ」では、コンテナ内部の調査やデバッグに便利な機能などについても説明する。

著者は花井志生氏。B5変型判216ページで、価格は2750円(税込)だ。

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