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古いトースターを魔改造——任天堂のゲームコンソールを組み込んだ「Nintoaster」

Ryan/YouTube

日常的な家電製品のひとつ、パンを焼くトースターをクールに改造したいというのは、エンジニアの本能的欲求なのかもれない。海外ではトースターをゲーム機の本体にする改造が、10年以上前から行われている。

「Nintoaster」と呼ばれるこの改造は、往年の名ゲーム機「Nintendo Entertainment System(NES:海外向けファミリーコンピューター)」をポップアップトースターの中に組み込むもので、1980年代のビデオゲームをノスタルジックな雰囲気の中で楽しむことができる。

NintoasterにはNESのマザーボードが組み込まれており、パンのかわりにゲームのカセットをNintoasterのスロットに挿入し、レバーを押し下げると電源が入る。焼き目調整のツマミを回すとスロット内が赤く光り、ゲームを盛り上げる。確かにあのカセットを差し込むスロットのサイズ感は、トースターの開口部そのものだ。残念ながら、ゲームオーバーになるとカセットが飛び出すといった仕掛けはない。

NESは、1985年にアメリカで発売され、1995年に生産を終了するまでに3400万台も販売された大ヒット商品だ。Nintoasterは2008年にYouTubeに登場しており、その後Nintoaster II、Super Nintoasterとバージョンアップ版が出たり、フィンランドやオランダでも製作されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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