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IoTの映像通信における遅延を100ms以内に抑えるメディアサーバー、R2が提供

R2は、IoTデバイスとの映像送受信の遅延を100ms以下に抑えるメディアサーバーの提供を開始した。映像通信を必要とするIoT(IoVT:Internet of Video Things)向けの双方向映像通信サーバーサービスとなる。

ロボット制御向けの「Spider」では500ms以内の遅延、マルチチャネルで高画質な映像を通信する「Moth」では100ms以内の遅延で提供する。SpiderはRaspberry Pi 3以上、MothはESP32以上の利用をそれぞれ想定している。

ドローンや遠隔操作ロボットなど、リアルタイムに映像を通信する分野において、IoTデバイスは一般的にハードウェアの処理性能が低く、映像の遅延が大きく生じてしまうという課題があった。そこで同社は、通信端末の処理性能や通信環境に合わせて、映像処理や送受信レート等を最適化する技術を開発。映像通信の遅延を抑えたという。

低遅延IoVTサーバーの活用例としては、自動運転車、ドローンカメラ、病院/介護施設で患者の状態や現場を分析するために使用するボディカメラなどを見込んでいる。

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