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RISC-VチップをCPUにできるイチゴジャムはいかが? ——「IchigoJam BASIC ver1.5」

B Inc.は、こども向けプログラミング教育ツールソフトウェア「IchigoJam BASIC ver1.5」を2021年12月22日にリリースした。

「IchigoJam BASIC」は、LED点滅などプログラミングの初歩やゲーム作りなどを、1時間程度のワークショップで体験できる、プログラミング学習用に開発されたOSだ。

IchigoJam BASICは、福井県鯖江市全小中学校や高専のオープンキャンパスなど、さまざまな教育現場にて活用されている他、タミヤロボットスクールのプログラミングコースに導入されるなど、2021年12月時点で発行ライセンス数は7万3000を超えている。2020年9月28日にはver1.4.3がSkyBerryJAM用記念ファームウェアと共にリリースされた。

ver1.5では、RISC-Vチップ(GigaDevice GD32VF103CBT6)をCPUとして使用するIchigoJamに対応した。また、プログラミングクラブネットワーク(PCN)から発売されたGIGAスクールPC対応のIchigoDake「GIGA IchigoDake」に採用されており、Chromebookと連携した制御と計測、ネットワークを学ぶプログラミングに活用できる。

その他の変更点としてUSBキーボードが使用可能になった他、保存できるプログラム数が4ファイルから15ファイルに増加し、4つのINポートはANA入力に対応、6つのOUTポートはPWM出力に対応する。DAC出力も可能だ。

バージョンアップ方法は公式サイトからファームウェアをダウンロードする方法の他、PCNの有償バージョンアップサービスを利用することも可能だ。

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