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世界初の水素を動力とする自転車「LAVO bike」を開発

プロダクトデザインを手掛けるオランダのStudio MOMは、水素を動力源とする世界初の自転車「LAVO bike」を開発した。LAVO bikeには、オーストラリアの水素エネルギー関連企業LAVOが開発した初の家庭用水素生成貯蔵システムを用いており、荷物運搬に便利なカーゴバイクの形状を採用している。

動力源となる水素は太陽光エネルギーと水から発生させ、生成した水素は小型タンクに貯蔵する。LAVOは当初、水素生成貯蔵システムを搭載した超軽量の電動自転車をデザインするようStudio MOMに依頼していたが、システムの重量などを考慮し、カーゴバイクが最適との結論に至ったという。

LAVO bikeはCO2を排出しない一方で、重いバッテリーなしでも長距離移動できる特性を持ち、パーツはレゴブロックのように組み立てられる。フレームのトップ部分は人間工学的に誰でも乗りやすくなるよう調整可能となっており、独特のステアリングハブが剛性と快適さをもたらしている。

LAVO bikeのコンセプトはシティバイクから小規模企業向け運搬用自転車まで応用可能であり、Studio MOMは、公式サイト上で、LAVO bikeによってエミッションフリー社会に一歩近付くとしている。

fabcross for エンジニアより転載)

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