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SHINING 3D、SLA方式3Dプリンター「AccuFab-L4K」とフルカラー3Dスキャナー「Transcan C」を発表

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3Dプリンタ 新製品 3Dスキャナ

SHINING 3Dは2021年11月18日、積層造形(AM)技術に関する世界最大規模のイベント「Formnext 2021」で、新たなSLA(光造形)方式3Dプリンター「AccuFab-L4K」と高解像度のフルカラー3Dスキャナー「Transcan C」を発表した。

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4K解像度のLCDパネルを採用したAccuFab-L4Kは、プロトタイピングの効率化と製品開発のライフサイクルの短縮を目的に開発。工業やメディカルデバイス向けに、ファンクショナルプロトタイプや最終パーツの小ロット生産などで高精度かつ信頼性の高いパフォーマンスを提供する。

AccuFab-L4Kのプロ向けデザインソフトウェアは、実際のアプリケーションシナリオをベースにした機能を搭載。また、スタンダード、生体適合性、水洗性レジンなど多彩なレジンに対応し、クリエイティブでフレキシブルなデザインやモデルのプリントができる。

AccuFab-L4Kの本体サイズは360×360×530mmで重さは19kg、最大造形サイズは192×120×180mm。コネクティビティはWi-Fi、Ethernet、USBから選択でき、ピクセルサイズは0.05mm、プリント速度は10~50mm/hだ。

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Transcan Cは、さまざまな大きさの対象物の高精細なフルカラースキャンが可能なプロフェッショナル向けの3Dスキャナー。2つの12メガピクセルカメラが詳細な24ビットのカラーマップを捉え、リッチで詳細なカラフル3Dモデルを生成する。内部の位置精度0.035mm、外側の位置精度0.05mmの超詳細な再現性で、対象物そのもののデジタルレプリカを提供する。

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光源には、目に安全な構造化ホワイトライトLED技術を採用。また、3段階の解像度レベルを融合する多重解像度フュージョンアルゴリズムや、2つのスキャンレンジをダイナミックに切り替えできるスライドレールデザインにより、小さな対象物から大きな対象物まで効率的にスキャンできる。

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