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スマホでコロナ抗原検査、5分以内でヘルスパスも「TestNpass」 #CES2022

2022年1月5~7日(現地時間)にかけてアメリカのネバダ州ラスベガスおよびオンラインで開催された国際見本市「CES 2022」で、新型コロナウイルス抗原検査用のテストストリップ「TestNpass」がイノベーションアワードを受賞した。スマートフォンと接続して運用するバイオセンサーデバイスを開発する、フランスのスタートアップGraphealによるプロダクトだ。

TestNpassは、スマホと接続して簡単かつ短時間で新型コロナウイルス抗原検査ができる、スタンドアロン型のデジタルテストストリップ。検査後は、個人向けのRFIDヘルスパスとして利用できる。

TestNpassには、グラフェンを用いたバイオセンサーが組み込まれており、唾液に新型コロナウイルスの抗原が含まれているかを検査できる。スマホアプリで結果を確認でき、日時を含む検査データは暗号化され、RFIDタグに記録される。データの改ざんや流出を防ぐため、顔認識システムも搭載している。

Graphealは「5分以内でセキュアな生体認証ヘルスパスが提供できる」と説明しており、空港やスタジアム、コンサート、展示会場など混雑した場所でのスクリーニング検査に最適だとしている。

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