大川市、職人技とロボット技術を組み合わせた「ロボ家具」公開
2022/01/13 11:50
福岡県の大川市が、同市の家具職人とロボット技術を組み合わせた「ロボ家具」を製作し動画を公開した。
大川市では、以前から木工、家具産業の振興に注力してきた。「職人MADE」を掲げる同市は、家具のある新しい暮らしの豊かさをロボ家具で表現したという。
ロボ家具の製作したのは木工家具メーカーの丸庄とロボットメーカーの匠だ。丸庄が特別にデザインしたソファを製作。それに匠の自動搬送ロボット「TiTra G500」を搭載した。
座り心地と見た目にもこだわり、ロボット内蔵スペースを最小にすることで座面のクッション性を確保。幕板はミリ単位で調整した。
ロボ家具は見た目は普通の家具だが、自動で移動したり止まったりできる。回転することも可能で、模様替えが楽になったり、子どもの遊び道具になったり、さらにお年寄りの移動をサポートすることも可能だ。