PL950はステンレス鋼やアルミ、鉄、銅、真鍮やチタンなど、通電する金属であればほとんどの素材を加工可能だ。

本体サイズは1380×1350×1450mm、重量は400kgで、加工エリアは950×730mm。最高速度はXY軸が250mm/秒、Z軸が30mm/秒。加速度はXY軸が1800mm/秒、Z軸が500mm/秒だ。切断可能な板厚の目安は10mm程度で、正方形（外周120cm）の厚い鉄を約2分で切断可能だ。

また、専用のプラズマ電源やソフトウェアを開発しているのも特徴だ。専用開発したソフトウェアにはシンプルなCAM機能が含まれており、DXFやSVGからプラズマ切断用の加工データに変換できる。

さらに、切断精度を高めるためのトーチ高さ自動制御を標準搭載。一般的に高価格帯のプラズマカッターに搭載される機能で、低価格を目指しながら同等の機能を搭載している。

価格は119万9000円（税込）、自社Webサイトで販売する。2022年2月上旬から順次発送予定だ。

※記事初出時、文中に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。