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自宅でビールを原料から醸造できる「BEERMKR」

自宅でビールを原料から醸造できる新たな家電が登場した。アメリカ発の「BEERMKR」は、麦などの原料を入れると自動で温度管理などを行い、ビールを醸造する。発酵に3~7日、炭酸ガスを溶け込ませるカーボネーションに数日をかけ、公式ウェブサイトでは「レシピにもよるが4~18日間でビール造りが可能」としている。

ビールの醸造に必要な麦やホップ、酵母といった原料は「MKRKIT」としてセットで販売しており、「FUTURE IPA」、「CHUBBY STOUT」など複数の種類を用意している。原料のアレンジも可能で、チョコレートや新鮮な果物を追加してオリジナルビールも造れるという。

BEERMKRには「BEERTAP」が付属しており、原料の発酵が終わると発酵した麦汁が入っている袋をBEERMKRから取り出して、袋をそのままBEERTAP内に入れてMKRKITに含まれているCO2ガスカートリッジと接続する。そして、BEERTAPごと冷蔵庫に入れて冷やしている間に、BEERTAP内ではガスカートリッジから炭酸ガスが注入され、熟成が進むという仕組みだ。

スマートフォンに専用アプリをインストールしてWi-Fi経由でBEERMKRと接続すれば、醸造工程をモニターして確認できるだけでなく、発酵が終わったタイミングなどを知らせてくれる。

BEERMKRの価格は649ドル(約7万4000円)で、BEEMKR本体の他にBEERTAP1個とMKRKIT1セットが付属する。

fabcross for エンジニアより転載)

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