この北京冬季オリンピック用のプロモーション映像は、3Dプリントモデルをコマ撮りしたストップモーションアニメーションによって制作。アスリートの鍛え上げられた筋肉や力強い動作を精緻に再現した3Dモデルと、計算されたカメラワークを駆使してスピード感のあるダイナミックな映像に仕上げている。

Twitterで公開されたメイキング映像では、アルペンスキーやスケルトンのシーン撮影用に3Dプリントされた造形物や、ガンカメラを使ったクローズアップ撮影の様子などが収録されており、選手だけでなく、氷上や雪上のコース、背景の木にいたるまで、すべてがポリマー素材から3Dプリントされていることがわかる。

Balázs Simon氏は、「限界に挑戦する強い意志を持つ人々を尊敬している。まさに、過酷な環境で競技に挑む冬季オリンピックのアスリートたちがそうで、そんな彼らの姿をどう表現するのかが最大の課題だった」と話している。