同サービスでは3Dモデルからアルミ製の金型を製作するコースと、スケッチやマスターモデル（現物）から金型を製作するコースを用意している。

すでに3Dモデルを持っているユーザーが利用するのは、ベーシックコースまたはアドバンスコースだ。3Dモデルを自分で射出成形に適した形状に修正できるユーザーはベーシックコースを、修正をメーカーに任せたいユーザーはアドバンスコースを利用する。

ベーシックコースでは、3Dモデルを元に切削加工で金型を製作する。アドバンスコースでは、ユーザーから送られた3Dモデルを同社の提携会社が射出成形に適した形状に修正した上で金型を設計／製作する。製作費用はベーシックコースが12万円～、アドバンスコースが20万円～だ（価格は全て税込）。

また、3Dモデルを持っていないユーザー向けには、モデリングコース／リバースエンジニアリングコースの2コースを用意する。

モデリングコースはスケッチや2Dデータから3Dモデルを作成するコースだ。形状確定後に射出成形に適した3Dモデルを作成し、金型を設計／制作する。3Dモデルや金型の3Dデータを受け取り、ユーザー自身でCNC機器を使って加工することも可能だ。

リバースエンジニアリングコースではマスターモデル（現物）や3Dスキャンデータを元に3Dモデルを作成し、金型を設計／製作する。ハンドクラフト品やクレイモデルをリバースエンジニアリングして射出成形に置き換えたい場合に適したコースだ。3Dモデル作成費用は、モデリングコース／リバースエンジニアリングコースともに8万円～となっている。