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米Otto Aviation、低コストでサステナブルに運用可能な小型飛行機「Celera 500L」を発表

Otto Aviation/Vimeo

米Otto Aviation は、一般的な小型ビジネス機と比較してはるかにコストパフォーマンスがよく、サステナブルな運用が可能な小型機「Celera 500L」を開発中だ。

Celera 500Lで最も特徴的なのは、一見すると卵のようなその機体の形状だ。この形が機体の周りに強い空気の層流を作り出し、同サイズの航空機に比べて抗力を59%減らすことに成功している。その結果、燃料消費量が減り、一般的な航空機が 1ガロンあたり2~3 マイルの航行距離であるのに対し、Celera 500L は18~25 マイルと数倍燃費が良い。最大航続距離も、小型機ながらアメリカ大陸横断が可能な4500マイルを目指す。

また、その丸みを帯びたボディ形状によって、Celera 500L の客室は高さ6.2フィート (約188 cm)と高く、同クラスの小型機よりも非常にゆとりがある。客室の体積も1.4倍ほどあるため、6人の乗客をファーストクラス並みの快適さで目的地まで送り届けられるとしている。

Celera 500Lは、フェーズ1のテストとしておよそ51時間の飛行と55項目の確認を完了した。同社のCEO William Otto Jr氏は、「テストの結果は満足できるもので、2025年に最初の量産機を完成させるというミッションに向けて、順調に進んでいる」と述べている。

fabcross for エンジニアより転載)

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