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長さは無限、連続造形できるFFF方式3Dプリンター「MA20」、Makuakeに登場

長さ無制限で印刷(造形)できるFFF方式3Dプリンター、zepan「MA20」がMakuakeでプロジェクトを開始した。

MA20は、コンベアベルトによって造形物を自動的に押し出すことで長さに制限なく3Dプリントが可能だ。また、同じくコンベアを活用することで、あらかじめ設定した数量を自動的に連続で造形できる。

コンベアベルトは耐摩耗性と接着性を持つ素材を採用することで安定して造形できる。造形後は自動的にコンベアから剥がれる。長いものを造形したい場合にはオプションの延長ブラケットを装着する必要がある。

筐体にはアルミニウム合金を使用。二等辺直角三角形のマシン構造を採用したことで、衝撃に強くなり、動作時の振動も抑制することで安定した造形ができるという。また、レジューム機能やフィラメントセンサー機能を搭載し、停電時やフィラメント異常時に想定外の停止が発生しても、停止時点からスムーズに再開できる。

造形サイズは200×180mm(Z方向は無制限)で積層ピッチは100~400μm。造形精度は±0.1mmだ。対応フィラメントはPLAおよびPETG。MA20専用となるスライスソフトウェア「zepan slicer」と日本語のマニュアル、SDカードも付属する。

支援およびリターンは、「【超早割】「MA20」1セット12万3800円」「【早割】「MA20」1セット12万9800円」などがある。目標金額100万円のところ、2022年2月17日現在27万9520円の支援が集まっている。

プロジェクト実行者および製品販売元は、Eコマース事業などを行う鑫三海が運営する「AFUストア」で、「zepan」は同ストアの製品ブランド名。

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