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加工エリアは無限大——折り畳み可能なポータブルレーザー加工機「Optic」

コンパクトに折り畳んで持ち運べるレーザー加工機「Optic」がKickstarterに登場し、キャンペーン開始後90分以内で目標額を達成するほど人気を集めている。

Optic

Opticは、さまざまな種類の素材を正確かつ精密に切断または彫刻できる加工機。大面積の加工にも対応し、設計から製品試作まで手間がかからずにできるワークフローを安価で提供する。

Opticは加工時に発生するガスや煙を除去するフィルター機能を、デスクトップタイプとしては唯一内蔵しているとクリエイターは説明している。多層構造のフィルターはカートリッジタイプで、交換作業も簡単だ。排気ダクトは基本的に不要だが、屋外に排気したり他のフィルターにつなげたりしたい場合に備えて、フィルターカートリッジと交換して使う排気モジュールもオプションで用意している。

Optic
Optic

カッティングマットは折り畳み可能で、収納時の大きさは約109.7×627.6×160.5mmだ。加工時は、本体をL字型に変形させて使用する。加工エリアは、カッティングマットを使うと310×457mmで、カッティングマットを取り外せば無限大だ。大面積の加工時は、Optic本体の位置を変更した後に、加工中のアートワーク内で指定した2点にレーザーポインターを合わせると、付属ソフトウェア「LightBurn」が次の加工エリアの位置を正確に調整するという。

Optic
Optic

Opticは15Wレーザーモジュールを搭載し、ビーム径は10~100μmだ。紙や木材、アクリルなどの切断や刻印が可能なほか、アルミやガラス、コンクリートへの刻印も可能。Opticはクラス4に分類されるレーザー製品として、UL/CSA 62368-1およびIEC 60825-1の認証取得のため、製品認証試験を2022年2月に開始する予定だ。

Opticの早期割引価格は1995ドル(約23万円)。2022年10月の出荷予定だが、出荷先はアメリカとカナダに限定されている。

Opticは、2022年2月24日までクラウドファンディングを実施中。2022年2月15日時点で、5万ドル(約580万円)の目標額を大きく上回り約66万ドル(約7600万円)を集めている。

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