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最高倍率800倍——持ち運びにも便利なワイヤレスデジタル顕微鏡「BeaverLAB Pro」

スマートフォンやタブレット上で最大800倍の像を観察できる携帯可能なワイヤレスデジタル顕微鏡「BeaverLAB Pro」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

BeaverLAB Proは、子供たちが実際に自分で手を動かして自然を観察する習慣を養い、家族や友達と一緒に使うことでコミュニケーションスキルを伸ばすことを目的として作られた。

BeaverLAB Pro

BeaverLAB Proはステージと鏡柱が一体になったベース部分と鏡筒部分の2つで構成されている。電源ボタンやズームボタン、輝度調整ボタンは鏡筒側にあり、鏡筒は鏡柱から取り外し可能なので、デスクトップ顕微鏡としてもハンディ顕微鏡としても使える。鏡筒の大きさは直径1.26×長さ4.76インチ(32×120.9mm)。ステージ部分の大きさは4.86×7.18インチ(約123×182mm)で、ベースの高さは4.76インチ(120.9mm)だ。

BeaverLAB Pro
BeaverLAB Pro

鏡筒とステージはいずれもUSB Type-C端子から充電し、1回30分の充電で連続動作時間は最大2時間、待機時間は最大2日としている。

標本はマグネットクリップで固定できるほか、7色の照明光源を切り替えてヨウ素染色せずに透明な対象物を観察できる。葉っぱや羽、皮ふの詳細な観察や、時計や基板などの検査や修理にも利用できる。

また、スマートフォンやタブレット端末から専用アプリでWi-Fi接続すれば、ワンクリックで写真や動画の撮影、保存、共有ができる。

BeaverLAB Pro
BeaverLAB Pro

BeaverLAB Proの早期割引価格は、鏡筒のみで538香港ドル(約8000円)。鏡筒とベースのほか、スライド、標本、カバーガラス、培養皿、ピペットなどがセットになった「Family Package」のキャンペーン価格は1005香港ドル(約1万5000円)だ。出荷は2022年4月の予定。日本への送料は鏡筒のみで117香港ドル(約1700円)、Family Packageは195香港ドル(約2900円)だ。

BeaverLAB Proは、2022年3月13日までクラウドファンディングを実施中。2022年2月16日時点で、目標額1万香港ドル(約15万円)を上回る約62万香港ドル(約920万円)を集めている。

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