M5Stamp Pico向け、M5Stamp C3向けの拡張基板新製品が発売
2022/02/25 18:40
「M5Stamp Pico用拡張SLIM基板(USB電源用)」と「M5Stamp C3用拡張電池基板(単3電池用)」が、2022年2月22日からスイッチサイエンスで販売開始された。製品の開発者は「のるLAB」氏。
M5Stamp Pico用拡張SLIM基板(USB電源用)は、M5Stamp Picoの電源供給とGrove互換コネクターを使用した拡張機能を実現する基板の改良版だ。
M5Stamp Picoをはんだ付けしてソケットピンから専用USBシリアルを使用してプログラムを書き込む仕組みで、電源はマイクロUSBコネクターから5Vを供給する。また、拡張ソケットのピン配置を変更してGND、5V、SCL、SDAとしており、I2Cの表示デバイスなどを挿して使用できる。
サイズは43×41×12mmで、使用にあたってM5StampPicoとソケットピンのはんだ付けが必要だ。
また、M5Stamp C3用拡張電池基板(単3電池用)は、M5StampC3の電池による電源供給とGrove互換コネクターを使用している。Grove互換コネクター電源のオン/オフはG5ピンで制御できるので、DeepSleep時に周辺電源をオフにできる。基板とヘッダーコネクター、電池BOXが2つで構成されており、電池は単3電池2本で昇圧し、5Vでの供給となる。サイズは47×74×27mmで、使用時にはM5Stamp C3とソケットピン及び電池BOXのはんだ付けが必要となる。価格は、M5Stamp Pico用拡張SLIM基板(USB電源用)が850円、M5Stamp C3用拡張電池基板(単3電池用)が2000円だ(価格は税込)。
のるLAB氏は、はアクリル積層作品や電子工作などを手掛けるアート作家であり、「デザインフェスタ」などでも出品している。