スイッチサイエンス、Jetsonシリーズの単体モジュールとベース製品を販売開始
2022/03/10 13:45
スイッチサイエンスは、NVIDIAが手掛けるJetsonシリーズの単体モジュール2製品と、単体モジュールを搭載するSeeed製のベース製品群を販売開始した。
取り扱いを始める単体モジュールは「Jetson Nanoモジュール」と「Jetson AGX Xavierモジュール」の2製品。Jetson NanoモジュールはJetsonシリーズの最小モジュールで、価格は 1万7930 円(税込)。Jetson AGX Xavierモジュールは、最大32TOPSの演算能力を持ち、30 W以下の電力で動作しながらGPUワークステーションに匹敵するパフォーマンスを示す。価格は15万1250 円(税込)。
モジュール搭載用のベース製品は「Jetson Mate Cluster Mini」「Jetson Nano/Xavier NX/TX2用A203 キャリアボード V2」「Jetson Nano/Xavier NX/TX2モジュール用 A205キャリアボード」の3製品。
Seeed製のJetson Mate Cluster Miniは、Jetson NanoやJetson AGX Xavierといったモジュールを最大4台まで搭載できるキャリアボード「Jetson Mate」と、冷却ファン付きケースがセットになったもの。Gigabitスイッチが5ポートあるので、Jetsonクラスターの構築も比較的容易だ。価格は2万5179 円(税込)。
A203 キャリアボード V2とA205キャリアボードはいずれも、JetsonシリーズのNano/Xavier NX/TX2 NXモジュールを搭載可能。HDMI 2.0、ギガビットイーサネット、USB3.0、M.2 KEY E Wi-Fi/Bluetoothスロット、CSIカメラ、RS232、SDカードスロットを共に備え、CAN、PIO、I2C、I2Sなどのシリアルペリフェラルインターフェース(SPI)を持つ。A203 キャリアボード V2にはM.2 KEY M SSDスロットがあり、A205キャリアボードはUSB 2.0(W/OTG機能)、SATAに対応する。価格はA203 キャリアボード V2が2万4541 円(税込)、A205キャリアボードが5万3009 円(税込)だ。