新しいものづくりがわかるメディア

RSS


スイスのBlackstone Resources、3Dプリントで製造したリチウム電池を発売

スイスのBlackstone Resourcesはこのほど同社の特許取得済みの3Dプリント技術を用いたリチウム電池を発売すると発表した。

同社によると、この製造プロセスには、従来の方法と比較して多くの利点がある。3Dプリントを用いたプロセスでは、電池セル内のエネルギー貯蔵層を分厚くすることができ、重量エネルギー密度が20%向上する。さらに、サイズに柔軟に対応できるため自動車メーカーなど、さまざまな顧客のニーズに合わせて正確に調整することが可能だ。

この画期的な技術による電池の省スペース化は15%で、1kWhあたり20ユーロの材料費を節約可能だ。同時に、生産におけるエネルギー消費量についても23%削減できるとしている。

同社は現在、LFP(リン酸鉄)系とNMC(ニッケルマンガンコバルト)系の電池を発売しようとしているが、この技術自体はどんなタイプのセルにでも適用可能だ。将来的には、3Dプリントによる固体電池の開発も視野に入れており、その場合エネルギー密度を最大70%まで飛躍的に向上させることができる、と同社は期待を寄せている。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. Raspberry Pi財団、Mastodon公式インスタンス立ち上げを発表——Raspberry Pi 4で運用
  2. 医療用検査機器開発にRaspberry Piを採用——信頼できる産業用開発プラットフォームと評価
  3. 昔のマルスをイメージして、パタパタめくってピンを挿す「路線検索ガジェット」を作った
  4. Raspberry Piと公式カメラを1つに——Raspberry Pi 2/3/4B対応ケース「PiShell 2」
  5. 早稲田大学、光造形3Dプリンターによる金属/樹脂精密構造体の作製に成功
  6. 1秒当たり250mmでの高速印刷が可能な3Dプリンター「Guider3」販売開始
  7. 西和彦氏がM5Stack上で動作するMSX2のオリジナル公式エミュレーター「MSX 0 stack」を発表
  8. 1970年代に開発された戦車シミュレーターをRaspberry Piでレストア
  9. MITの学生チーム、金属3Dプリンティング用金型鋼材料を開発——Teslaギガファクトリーの金型製造も
  10. 第1回 ラズパイってなんですか

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る