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高耐温ノズルと柔らかくしなる造形プラットフォームを備える「Creality 3D Ender-3 S1 Pro」を発売

Creality 3D Ender-3 S1 Pro

サンステラは2022年4月から、Shenzhen Creality 3D Technology社製のFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター新製品「Creality 3D Ender-3 S1 Pro」を発売開始する。

同製品は、300℃まで対応可能なダイレクト式エクストルーダーを搭載。押出をホットエンド(フィラメント材料を溶融および吐出するための部品)の真上で実行することで安定した押出を実現し、ゴムライク樹脂の造形にも対応できる。別売のエンクロージャーや硬化鋼ノズルを利用することで、ナイロンやポリカーボネートなど造形時に高温での温度管理が必要な樹脂のほとんどが印刷可能だ。

また、柔らかくしなるシート状の「PEIプラットフォーム」を標準採用することで、強固な定着力と造形物のはく離性を両立している。PEIプラットフォームをしならせることで造形物を剥離して取り外せる。

4.3インチのカラータッチディスプレイでシンプルで直感的な操作性を実現し、さらに付属のLEDライトにより暗所での操作や造形物の撮影にも対応する。オートレベリングセンサー「CR-Touch」も搭載し、Z軸高さの検知や補正を自動実行できる。

Creality 3D Ender-3 S1 Proの本体サイズは487×453×622mm、重量は9.1kg、造形サイズは220×220×270mm。付属ノズル径は0.4mm、積層ピッチは0.1~0.4mmで、対応フィラメント径は1.75mmだ。

Creality 3D Ender-3 S1 Proの価格は5万9400円で、2022年4月に販売開始する予定だ。2022年3月31日までの予約者限定で、5万6430円で購入できるキャンペーンを実施している(価格は全て税込)。

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