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Polyuse、3Dプリンター造形した土木構造物による公共工事施工を実施

建設用3Dプリンターを開発するPolyuseが、3Dプリンターで造形した土木構造物を使って公共工事の施工を実施した。同社によると国内初となる。

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今回施工したのは、国土交通省発注の一般国道55号南国安芸道路の改良工事(高知県内)で、請負事業者は入交建設だ。

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Polyuseは、人手不足や社会インフラ老朽化などの課題を解決するために、建設用3Dプリンターやロボットなどを活用した施工によって、人とテクノロジーの共存施工を目指しており、国や自治体、建設業界と開発/実装を進めている。

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今回の施工は、3Dプリンター運用の最適化や施工生産性向上に対する評価、既存工法との比較検証などを目的に実施した。施工日数は、既存施工で6~8日かかるところを3日に短縮、また、施工人数は同11人必要なところを6人に削減できた。

今後据付環境も考慮した上で、より最適な構造物の形状や必要強度、施工方法などについて、3Dプリンター施工ならではの観点からも協議検討を進めていくという。

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