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「お城はどこ?」キャステム、超微細3Dプリントサービスを利用した世界最小0.2mm角の福山城ミニチュアを製作

キャステムは、超微細3Dプリント技術を用いて世界最小の福山城のミニチュアを製作した。

今回製作された福山城のミニチュアは全長0.2mmで、実物の約17万分の1スケールに相当する。今年の8月に築城400年を迎える福山城の機運を盛り上げるために作成され、2022年3月28日に福山市へ寄贈された。

同社は3Dスキャン/3Dプリンターといったデジタル技術と、従来のアナログ技術を融合させたものづくりにより「福山城の伏見櫓(ふしみやぐら)のしゃちほこ」や「1/250スケール福山城」といった製品を商品化しており、これらは福山市のふるさと納税の返礼品にも採用されている。

造形を可能としたのは、同社が京都先端科学大学と共同研究を進める3D光造形装置「Nanoscribe」システムを利用した超微細3Dプリントサービスだ。積層2光子重合の3D造形技術とサブミクロンの分解能を持つIP樹脂を用いることで、従来の製法では不可能な形状や精度の製品が製造可能となった。

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