ガンダム×未来技術で夢の現実化を目指す「ガンダムオープンイノベーション」、パートナー決定
2022/04/18 16:40
バンダイナムコグループは2022年3月、同社主催の「第3回ガンダムカンファレンス」にて、ガンダムシリーズと未来技術を掛け合わせることで未来の夢と希望を現実化するプログラム「ガンダムオープンイノベーション」のプロジェクトパートナーを発表した。
2021年6月に始動したガンダムオープンイノベーションは、同年10月まで「ガンダムの世界同様に今後社会が向き合う人口問題、環境問題などの未来社会におけるサステナブルなテーマ・領域において、革新的なアイデアや技術」を持つパートナーを募集。「ガンダムへの深い理解」「募集テーマにおける技術・経験・実績」「今後の実現性(3~4カ年の計画)」などを評価し、次の11チームと、その活動をサポートするアライアンス2チームを採択した。
【ロボット】
チームBALL(株式会社乃村工藝社、アスラテック株式会社)
【ロケットエンジン】
神奈川大学宇宙ロケット部
株式会社SPACE WALKER
【都市・コミュニティ】
avatarin株式会社
大分県
大和大学社会学部
【宇宙・月面探査】
高砂熱学工業株式会社
東京理科大学 スペースシステム創造研究センター
【医療・倫理】
慶應義塾大学
国際医療福祉大学 成田病院
【素材開発】
チーム宇宙世紀の矛と盾(自然科学研究機構 核融合科学研究所、東北大学)
【サポートチーム】
株式会社NTTデータSBC
日本マイクロソフト株式会社
このうち、ロボットユニットは「地球上でのロボット開発により農業支援や様々な環境での課題解決を目指す」とし、都市・コミュニティユニットについては「コロニーや、地球上における快適な都市やコミュニティの創造を目指す」としている。
バンダイナムコグループは採択パートナーに対し、ガンダムの素材や資料等の提供、対象となる領域への将来性や成果等を含めた出資検討、コンセプト社会実装の場やイベント等の提供などの支援をする。
今後は、2022年度に採択パートナーとのアクションプランを策定する計画。2023年度に採択パートナーとの進捗状況を公開し、2024~2025年度に採択パートナーとの活動報告を見込んでいる。