新しいものづくりがわかるメディア

RSS


障害のある人の「自立歩行」を支援するロボットコンテスト、2023年5~6月に開催

「Global Innovation Challenge 2023 生活支援ロボットコンテスト」が2023年5~6月、茨城県つくば市のGICつくばイノベーションセンターで開催する。

下肢麻痺などの障害で車いす生活をする人が介護者の支援なしに自立歩行できるようにする革新的なツールが広く使われるよう、世界各国の研究者や開発者を支援する目的で開催される。賞金総額は100万ドル(約1億2800万円)。下肢麻痺者の自立歩行を支援するロボットを開発している団体を対象に、2022年9月1日~2023年2月28日にかけてエントリーを募集する。エントリーは無料だが、エントリーシートの作成/提出に当たって発生する動画作成、医師の診断などの費用は各チームの負担となる。

photo コンテストフィールドの平面図
photo コンテストフィールドの全景

コンテストではトイレや洗濯、入浴など、日常生活にかかわる7つの動作を課題に設定し、「それぞれの課題を、自立歩行動作を支援するロボットを用いて、障害を持つパイロットが実施することができるか」を基準に選考する。書類選考を通過したチームがコンテスト会場で課題のデモンストレーションを実施し、課題を達成したチームに賞金を授与する。

コンテストは今回で2回目。上村龍文実行委員長は「今回もどんな新たな技術が生まれるのか、実行委員一同楽しみにしています。たくさんのエントリーをお待ちしております」と期待する。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る