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ラズパイを宇宙に——宇宙実験用コンピューター「Astro Pi」レプリカケース製作ガイドを公開

Raspberry Pi財団は、ISSで宇宙実験が行われている「Astro Pi」のレプリカケースを製作するためのハウツーガイドを公開した。専用ケースの3DファイルをSTLフォーマットで公開するとともに、3Dプリントや組み立て方法などを解説している。

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Astro Piは、2015年に同財団などが共同開催したプログラム「European Astro Pi Challenge」の一環として、イギリス人宇宙飛行士のTim Peake氏によってISS(国際宇宙ステーション)に持ち込まれた。Raspberry Piが発売されて以来、数々のケースが作られてきたが、最も便利でスタイリッシュと評価されているのがAstro Piケースだという。2021年12月にISSに届けられたAstro Piのアップグレード版では、ケースのデザインも刷新されている。

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ケースのデザインは前回同様、Jon Wells氏によって手掛けられている。Wells氏は、「Astro Piケースは機能性に優れているだけでなく、プログラムに参加する若者たちの感情をつなぐのに役立っている」と説明する。これまで、オリジナルのアルミニウム製ケースに似せるためメタリックペイントをスプレーしたケースや、マルチカラーや暗くなると光るHPフィラメントでプリントしたケースなどが作られてきた。

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新たなAstro Piケースは、3Dプリントや組み立てが簡単にできるように、デザインを改良している。また、アップグレード版のAstro Piは、最新のRaspberry Pi 4 Model Bや拡張ボード「Sense HAT」、HQカメラ、Coral USBアクセラレータなどを搭載するなど仕様が大きく変わっており、カラーセンサーウインドウ、ジョイスティックキャップ、HQカメラ用ハウジング、レンズ保護用の脚などのパーツが追加されている。

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