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ヴイストン、可搬重量約120kgとなる台車ロボット「メガローバーF120A」の受注開始

ヴイストンが、可搬重量約120kgとなる研究開発向け台車ロボットの大型モデル「メガローバーF120A」の注文を受付開始した。公式Webショップから注文できる。

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メガローバーF120Aは、メガローバーF120の後継機種。大型のホイールやモーターを採用し、さまざまなセンサーやデバイスを搭載するシステムでも、余裕をもって積載できる。

二輪に後部キャスターを加えた車輪構成。大型の機体でありながら最高速度は実測値で毎秒1.6mを達成。車輪の駆動にはダイレクトドライブ方式のモーターを採用して動作音を低減した。車輪は横滑りしにくく、万一に備えて非常停止スイッチも標準で装備している。

Wi-Fiによる無線通信と有線のUSBシリアル通信に対応。指定のコマンドでPCやタブレットなどのデバイスから制御できる。Bluetooth接続のゲームパッド型無線コントローラーも付属し、前後へ移動、左右へ回転といったアナログスティックを使った操縦にも対応する。

制御用ボードとしてVS-WRC058を内蔵。ESP32-WROOM-32マイコンを搭載しており、Arduino IDEを使って制御プログラムを作成できる。Arduinoライブラリーとしてサンプルコードが付属し、ファームウェアをカスタマイズすることも可能だ。

さまざまなオプション品も備えており、利用目的に応じてセンサーや構成部品を追加できる。例えば、壁との衝突を検知できるバンパーセンサーや、別売りのデプスカメラなどを固定するカメラステーなどがある。

本体のサイズは、481.8×468×190.5mm、重量は約33kg。本体の材質はアルミニウム、ホイール直径が170mmとなっている。

価格はオープン。公式Webショップに現時点では注文後1~1.5カ月程度かかると記載されている。

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